カルロス・ゴーンの会見をちらっと見たが、酷かったな。
数か国語でプレゼンしても、商品をプレゼンするのと、
自分の身の潔白をプレゼンするのとでは全然違う。
自分の身に疑惑がかかった場合、「私じゃない」という
だけでは意味がないのだ。
ゴーンは「私は犯罪をしていない」「日本の司法は人権
侵害だ」「妻と会いたかった」「会社内の陰謀だ」しか
言ってない。
「確たる証拠は今後、出します」
羽鳥モーニングショーでは、「これから証拠が出てくる
でしょう」なんて言ってたが、出るわけない。
本当にプレゼンが上手いのなら、一個でもいいから、
衝撃的な証拠を上げて、これからもっと出しますと
期待を持たせるはずだ。
玉川徹はいまだにカルロス・ゴーンのカリスマ性と
やらを妄信しているが、もう虚像は剥がれ落ちた。
それが見抜けないのは「常識力」が弱いからだ。
「常識力」が弱い知識人は、麻原彰晃を信じてしまう
ものだ。
英語で話したから成功だなんて、馬鹿の極致だな。